建物を建てる地盤が、そのままでは弱い場合、
地盤の改良が必要になります。
MUS様邸は地盤調査の結果、深さ4mまでは軟弱地盤があることが
わかり、地盤改良を行うことになりました。
地盤改良は柱状改良工法というもので、
4m下の良好な地盤(強い地盤)まで、土の中にコンクリートの柱
(直径60cm)を造って補強する方法です。
MUS様邸では、31本のコンクリート柱を造りました。
改良工事中 |
コンクリート柱の頭 |
コンクリート柱位置(31本) |
『地盤』、『基礎』、『構造』の3つがしっかりしていることが必要です。
どれかひとつでも欠けてしまうと耐震性は確保できません。
基礎、構造をしっかり造ったとしてもそれを支える地盤が弱いと
地盤ごと傾いてしまいます。
地盤調査、地盤改良は非常に重要です。
間宮裕規