浴室の改修は、解体して新しいユニットバスを
設置することが多いのですが、
ここで紹介するものは
解体せずに
現状の壁・床の上に新しいものを貼る
方法です。
改修前 |
改修後 |
改修後の写真を見ていただくとわかると思いますが、
新品のユニットバスを設置したのと変わらない見栄え
になります。
ただ、この方法にもメリットとデメリットがありますので、
それらを検討したうえで選択していただければと思います。
【メリット】
①コストがかからない
ユニットバス新設の場合に比べて1/3位の予算で
おさまります。
②工期がかからない
1日施工で、次の日には入浴可能です。
※ユニットバス新設の場合は1週間位かかります。
【デメリット】
①躯体補強ができない
古い浴室まわりは、柱や土台などの躯体が腐って
ボロボロのことが多いのですが、
解体しないのでその部分の補強ができません。
②断熱性能向上ができない
ユニットバス新設の場合は、
解体するので、躯体の壁の中に断熱材を追加したり、
壁・床・浴槽に断熱材が入ったユニットバスを選択したり
することにより浴室の断熱性能を向上することができます。
間宮裕規