いい家とは?
いろいろ言われますが、
私は、
いい家の大前提として、
『耐震性と断熱・気密性能がしっかりしている家』
だと思っています。
間取りやデザイン、使い勝手、仕上げ材は
お客様のお好みに応じて多様に存在するものだと思います。
いくら
・自然素材を使っても、
・家事がしやすい間取りでも、
・収納が多くても、
・デザイン性が高くても
・全館空調を使っても
・太陽光発電を設置しても
耐震性と断熱・気密性能がしっかりしていなければ
光熱費がかかってしまったり、
冬寒くて、家の中の温度差が大きくなってしまったり、
結露が多くカビが発生してしまったり、
耐久性が悪くなってしまい、
いい家とはならないと思っています。
具体的には下記の性能を確保することだと考えています。
■耐震性
建築基準法の1.5倍←クリック!
■断熱性能
『少ない光熱費で、快適に過ごす』←クリック!ことができる性能
■気密性能←クリック!
第三者機関による気密測定を全棟実施
(基準はC値=0.7㎠/㎡以下。
実際の測定値は、0.5㎠/㎡を下回っています。)
耐震性や断熱・気密性能は、
建物が完成してしまうと見えなくなってしまうため、
わかりにくく、
非常におろさかにされてきてしまっています。
お客様に対して、
わかりやすい表面的なもののアピールばかりになってしまい、
お客様からすると、
『情報が多すぎていろいろ見れば見るほど、
何がいい家なのかわからない!』
ということになってしまいます。
いい家とは、
大前提として、
『耐震性と断熱・気密性能がしっかりしている家』
という軸をしっかり持ち、
あとは、
予算も考慮しつつ、
・自然素材を多く使いたいなぁ
とか、
・こんなデザインがいい
・キッチンにはこだわりたい
・家事のしやすい間取りにしたい
など、お客様の好み・考えなどを好きにとり入れればよい
と考えてください。
例えば、
室内の壁を珪藻土にしないといい家にならないなんてことはないです。
クロス仕上で十分です。
メリット・デメリットをみて、好きな方を選択すればいいものだと思います。
珪藻土壁のメリットは、
・調湿性能がある
・陰影がはっきりして、意匠性が上がる
クロスのメリットは、
・価格が安い
・種類や色が豊富なので、意匠性が上がる
・貼り替えが容易なためメンテナンス性が高い
といったところです。
これを考慮して、好きな方を選べばいいのです。
そして、
もうひとつ注意してほしいのが、
『高断熱・高気密』という言葉にだまされないでください。
詳細は、こちら←クリック!を参照してください。
必ず、
Q値、UA値、C値を確認してください。
Q値、UA値は、1棟ごとに異なりますので、1棟ごとに計算します。
C値は、1棟ごとに測定するものですので、
気密測定を全棟実施しているのか?実績はいくつか?
を確認してください。
これらが明確でない場合は、そこに頼むのはやめた方がよいです。
けっして『いい家』になることはないです。
Q値、UA値、C値を確認することが、『いい家』への近道になります。
間宮裕規
※住宅に関するご相談は随時受け付けていますので、
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