『真の高性能住宅』と表現しています。
理由は2つあります。
『高断熱・高気密』とは、
言葉の通り、断熱性能・気密性能が高いことを表しており、
一般的には、平成11年に国が定めた『次世代省エネ基準』を
クリアしたものを呼んでいました。
(現在は、平成25年に『改正省エネ基準』へと変わりました。)
ただし、明確な定義はない状態です。
1つ目の理由は、
『高断熱・高気密』という言葉が安易に使われてしまっているためです。
まったく、『高断熱・高気密』でもないのに、『高断熱・高気密』と
うたわれてしまっています。
お客様も住宅を新築する際に、『高断熱・高気密』であることを
条件とするのですが、
「大丈夫ですよ。うちは『高断熱・高気密』です。」
と言われただけで、安心してしまうというようなところがあります。
とりあえず、『高断熱・高気密』と言っておけば大丈夫みたいな感じです。
特に気密性能を確保することは簡単なことではありません。
何も考えずに施工して、性能が確保されるものではないのです。
気密測定不可となってしまいます。
2つ目の理由は、
そもそも国が定めた省エネ基準を満たしただけでは、
十分ではないからです。
ハンズホームでは、『少ない光熱費で、快適に過ごす』(真の高性能住宅)
ことができるように考え(シミュレーションをして)必要な性能を確保しています。
『少ない光熱費で』です。
その性能と国で定めた基準(宮城県)を比較してみますと、
【次世代省エネ基準(平成11年)】
Q値(熱損失係数) : 2.4以下 (ちなみに北海道は、1.6以下)
C値(相当すき間面積) : 5.0以下 (ちなみに北海道は、2.0以下)
【改正省エネ基準(平成25年)】
UA値(外皮平均熱貫流率) : 0.75以下 (ちなみに北海道は、0.46以下)
【ハンズホーム(最近新築した住宅)】
※( )内は、国の基準に対する比率です。
Q値 : 1.3 (54.2%、ちなみに北海道に対しては、81.3%)
C値 : 0.3 (6.0%、ちなみに北海道に対しては、15.0%)
UA値 : 0.32 (42.7%、ちなみに北海道に対しては、69.6%)
※Q値とUA値は断熱性能を、C値は気密性能を表す数値です。
ハンズホームの性能が大幅に上回っていることがわかっていただけると思います。
北海道の基準と比較しても、大きく上回っています。
というように、ハンズホームは、
一般的に『高断熱・高気密』といわれている性能よりも、
はるかに高い性能を確保しています。
この2つの理由から、
『高断熱・高気密』とは区別して、『真の高性能住宅』と表現しています。
住宅をたてる時は、
『高断熱・高気密』という言葉だけで安心しないでください。
Q値、C値、UA値を必ず確認するようにしてください。
間宮裕規
※住宅に関するご相談は随時受け付けていますので、
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