2017-01-20

土台敷き(IYT様邸)

本日、土台敷きを行いました。
 
土台と大引(太い材料)で作った3尺グリッド
(910mm×910mmの正方形)の間に
根太材(細い材料)を入れています。
 
24mm厚の床構造用合板を貼りますが、
根太材を入れることにより、
床のたわみを押さえることができます。
音鳴りしにくくなりますし、耐久性が上がります。
土台・大引・根太

















床構造用合板















土台と基礎の間の気密をしっかり確保するために
ゴム状のパッキンを使用しています。
土台の気密
















床下内の通気をよくするために、
内部の土台と基礎の間に基礎パッキン(写真の黒いもの)を
入れて隙間をとっています。

床下内の通気
















床構造用合板を貼る前に
床下の部材の防蟻処理を行います。
床より上の部分に関しては、また後日行います。

防蟻処理
















床構造用合板と土台の間に気密を確保するパッキンを入れます。
(土台の上に貼られた黒いものがパッキンです。)
また、土台の内側と基礎の間にウレタン発砲の断熱材を吹き、
気密と断熱性を確保します。
(白くてモコモコふくらんでるのがウレタン発砲です。)
ちなみに後日外側からもウレタン発砲します。
気密パッキンとウレタン発砲
















土台敷きの時からの気密・断熱のための細かい作業の積み重ねが
先日HST様邸で行ったような気密測定の結果にもつながり、
更に、お客様が生活したあとの快適性、耐久性、経済性に
大きく影響してきます。
小さなことからコツコツと!です。


間宮裕規


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